

プロジェクト管理というと、大げさな仕組みを想像しがちです。
でも実際に崩れるのは、ツール不足よりも、小さく回す型がないことが原因になりやすいです。
最初から完璧を狙うほど、範囲が広がり、担当が曖昧になり、確認待ちが増え、進捗が見えなくなります。
このページでは、個人でもチームでも崩れにくい「小さく回す」ためのプロジェクト管理の基本を整理します。
プロジェクトが崩れるときは、だいたい次の3つが曖昧です。
まずはこの3つを小さく固定し、回しながら広げるのが基本です。
ポイント
プロジェクト管理は「見える化」より先に「曖昧さの削減」です。曖昧さが減ると、自然に見えるようになります。
よくある崩れ方は、次の流れです。
止めるべきポイントは最初です。範囲・成果物・責任を小さく固定すると、この連鎖が起きにくくなります。
範囲が広がるプロジェクトは、いつまでも終わりません。
そこで、最初に「やらないこと」を決めます。
範囲決めの最小テンプレ
ポイント
「やらないこと」を決めると、途中で追加が来ても判断しやすくなります。
「作業」で区切ると、進捗が曖昧になります。
「成果物」で区切ると、進捗が見えます。
| 作業で区切る | 成果物で区切る |
|---|---|
| 調査する | 候補3つの比較表+結論1段落 |
| 設計する | 要件を1枚にまとめた設計メモ |
| 改善する | 改善案2案→1案決定→反映完了 |
成果物が決まると、完了条件が揃い、止まりが減ります。
プロジェクトが止まる一番の要因は、決める人がいないことです。
担当者が複数でも、責任者(決める人)は一人にします。
責任の置き方(最小)
この3役が分かれると、会議が増えにくくなります。
プロジェクトを大きく設計するより、最小サイクルを決める方が安定します。
最小サイクル(例)
ポイント
最小サイクルが回ると、プロジェクトは自然に進みます。完璧な計画より、回る仕組みが優先です。
目的:
今回やること(3つ以内):
今回やらないこと(3つ以内):
今週の成果物:
完了条件(1行):
責任者:
まとめ
プロジェクトが崩れるのは、範囲・成果物・責任が曖昧なまま進むからです。最初に「やらないこと」を決めて範囲を固定し、作業ではなく成果物で区切り、責任者を一人決める。小さなサイクルで回しながら広げると、個人でもチームでも崩れにくいプロジェクト運用になります。