確認待ちを管理する|止まりを見える化して進める

確認待ちを管理する|止まりを見える化して進める

運用が止まる最大要因は「確認待ち」が作業中に埋もれることです。誰待ち・何待ち・いつまで・次に何をするかを揃えるだけで、止まりは管理できます。確認待ち専用の型、催促のタイミング、代替案の持ち方を解説します。

確認待ちを管理する|止まりを見える化して進める

「作業が進まない」の原因を掘ると、多くは確認待ちです。

レビュー待ち、承認待ち、返答待ち、素材待ち。

確認待ちが作業中に埋もれると、止まりが見えず、別の作業に着手して“作業中”が増えます。

このページでは、確認待ちを運用として管理し、止まりを見える化して進める方法を整理します。

結論:確認待ちは「誰待ち・何待ち・期限・次の一手」をセットにする

確認待ちは、能力で解決できません。

情報を揃えることで、管理できます。

確認待ちの必須4点セット

  • 誰待ち:返答してほしい相手
  • 何待ち:確認してほしい内容(質問を1行)
  • 期限:いつまでに必要か
  • 次の一手:期限まで返答がなければ何をするか

ポイント

確認待ちが“情報不足”だと、止まりは増えます。4点が揃うと、止まりが「管理対象」になります。

確認待ちが埋もれると起きること

確認待ちが埋もれると、運用は次の順で崩れます。

  1. 止まりが見えない
  2. 別作業に着手して作業中が増える
  3. 締切直前に詰まって炎上する
  4. 催促が遅れ、相手も急ぎ対応になり品質が落ちる

確認待ちは「放置」ではなく「管理」する方が、相手にも優しいです。

確認待ちの作り方:質問を“1行”にする

確認待ちが長文化すると、相手は返しづらくなります。

返答が遅れます。

質問の作り方(型)

  • Yes/No で答えられる形にする
  • 選択肢を2〜3にする
  • 必要なら「決める観点」を1行添える

質問例

  • この案で進めてOKですか?(Aで進行/修正点があれば指摘)
  • 優先はどちらですか?(速度/品質)
  • 締切はいつにしますか?(今週金曜/来週火曜)

確認待ちの期限:相手の都合ではなく“自分の締切”で置く

期限が「相手の都合」に寄りすぎると、こちらの締切が守れません。

期限は「こちらが次に動くための期限」です。

期限の置き方

  • 最終締切から逆算して置く(余白を持つ)
  • 期限が曖昧なら“仮期限”を置く
  • 期限がない確認は、確認待ちではなくメモ扱いにする

次の一手:返答がなくても進める“代替案”を用意する

確認待ちで止まり続けるのは、次の一手がないからです。

返答がなくても進められる範囲を決めます。

次の一手(例)

  • 期限まで返答がなければA案で進める
  • 返答がない場合は仮決めして、後から差し替える
  • 判断が必要な部分だけを残し、他は先に作る

ポイント

次の一手があると、確認待ちは「止まり」ではなく「条件付きで進む状態」になります。

実務で効く:確認待ちを3種類に分ける

確認待ちも種類で扱いが変わります。

種類 扱い
承認待ち OKが出ないと進めない 期限と催促を明確にする
確認待ち 内容の確認・レビュー 質問を1行化、選択肢化する
情報待ち 素材・数値・前提条件 不足情報を列挙し、代替案を用意する

コピペ用:確認待ちテンプレ(4点セット)

誰待ち

何待ち(質問1行)

期限

次の一手:期限まで返答がなければ(A案で進行/仮決め/他部分を先行)

コピペ用:催促メモ(短く、相手が返しやすい形)

確認のお願いです。期限が(○日)なので、

(質問1行)について、(A/Bどちらか)で返答いただけると助かります。

返答がなければ(次の一手:A案で進行/仮決め)で進めます。

まとめ

確認待ちが運用を止めるのは、作業中に埋もれて止まりが見えなくなるからです。確認待ちは「誰待ち・何待ち・期限・次の一手」をセットにし、質問を1行にして返しやすくする。期限は自分の締切から逆算し、返答がなくても進める代替案を用意する。これで止まりが管理でき、作業中の増殖を防げます。