

プロジェクトが進んでいないわけではないのに、画面を見ると「作業中」だらけ。
この状態になると、何が優先なのか、どこが止まっているのかが見えなくなります。
ステータス設計は、見た目の整理ではなく、止まりを減らして前に進めるためのルールです。
このページでは、「作業中」が増えるのを止めるための最小ステータス設計と、同時進行を減らすコツをまとめます。
ステータスを細かくしすぎると更新が重くなり、運用が止まります。
逆に粗すぎると、止まりが見えません。
まずは最小4つで十分です。
最小ステータス(基本)
そして重要なのが、作業中を増やさないための「同時進行(WIP)制限」です。
ポイント
ステータスは“管理のため”ではなく、“詰まりを見えるようにして解消するため”に使います。
作業中が増える現場は、着手が軽いものから次々に手を付けます。
結果として、終わらないタスクが積み上がります。
対策:作業中を増やさないルール
作業中が増える理由の多くは、実は「確認待ち」が原因です。
確認待ちを作業中に置くと、止まりが見えず、別のタスクへ着手してしまいます。
確認待ちに入れる3点
確認待ちが独立すると、「作業中」が必要以上に増えにくくなります。
完了条件が曖昧だと、いつまでも作業中から動きません。
完了条件は、成果物か状態で1行にします。
| 曖昧 | 強い完了条件 |
|---|---|
| 調べる | 候補3つの比較表+結論1段落を共有したら完了 |
| 改善する | 改善案2案→1案決定→反映→確認で完了 |
| 対応する | 返信文を作成して送信したら完了 |
ポイント
完了条件が強いほど「作業中」が短くなり、進捗が見えるようになります。
作業中が増えない一番の方法は、上限を決めることです。
WIP制限の例
上限を超えたら、新規着手を禁止し、先に完了か確認待ちへ移します。
「レビュー中」「仕様確認中」などステータスを増やしたくなることがあります。
増やす前に、この基準で判断します。
増やすべき条件
ただの分類目的なら、ステータスは増やさない方が続きます。
まとめ
「作業中」が増えると、優先順位も止まりも見えなくなり、プロジェクトは停滞します。ステータスは最小4つで始め、確認待ちを別扱いにし、作業中の上限(WIP制限)で同時進行を増やさない。完了条件を強くして終わりを作る。これでステータスが機能し、進捗が自然に見える運用になります。