「作業中が多すぎて、何が進んでいるか分からない」
これはツールの問題ではなく、ステータス設計の問題です。
ステータスが曖昧だと、止まりも混ざり、作業中が増殖します。
このページでは、最小で回るステータス設計をテンプレ化し、コピペで使える形にまとめます。
結論:ステータスは4つで十分。移動条件が運用を決める
ステータスを増やすほど管理が楽になると思われがちですが、実際は逆です。
増えるほど使い分けが曖昧になり、運用が重くなります。
最小で回る基本形は4つです。
最小で回る4ステータス
- 未着手:やる予定はあるが、まだ始めない
- 作業中:今、自分が動かしている
- 確認待ち:相手待ちで止まっている(誰待ち/期限あり)
- 完了:完了条件を満たし、終わった
ポイント
ステータスそのものより、「いつ移動するか(移動条件)」が運用を強くします。条件がないと、作業中が増えます。
ステータスが弱いと起きること:止まりが作業中に混ざる
作業中が増殖する現場は、止まりが作業中に混ざっています。
- 返答待ちなのに作業中のまま
- 判断待ちなのに作業中のまま
- 期限がない確認が作業中に混ざる
止まりを「確認待ち」に分離すると、作業中が自然に減ります。
ステータス移動のルール:作業中は“次の一手”があるものだけ
作業中を増やさないためのルールはシンプルです。
作業中に置いてよい条件
- 自分が今週中に手を動かす
- 次の一手が1行で書ける
- 上限(WIP)に収まっている
これを満たさないものは、未着手か確認待ちに置きます。
確認待ちのルール:誰待ち・期限・次の一手をセットにする
確認待ちは“止まり”を管理する場所です。
情報が揃っていない確認待ちは、止まりが増殖します。
確認待ちの必須3点
- 誰待ち
- 期限
- 次の一手:期限まで返答がなければどう進めるか
ポイント
確認待ちの“次の一手”があると、止まりが止まりではなくなります。返答がなくても進められる状態になります。
完了のルール:完了条件(1行)を満たしたら迷わず完了へ
完了が増えないのは、完了条件が曖昧だからです。
完了条件が1行で決まっていると、迷わず完了にできます。
完了条件(例)
- 初稿が提出され、必須要件が揃っている
- 比較表が完成し、結論が1行で言える
- 設定手順が再現でき、注意点が入っている
コピペ用:ステータス設計テンプレ(4ステータス)
【ステータス定義】
- 未着手:やる予定はある。まだ始めない(今週の上限外)。
- 作業中:今週動かす。次の一手が1行で書ける。WIP上限内。
- 確認待ち:誰待ち・期限・次の一手が揃っている止まり。
- 完了:完了条件(1行)を満たした。
【移動ルール】
- 未着手 → 作業中:今週の上限に入れ、次の一手を1行で書けたら
- 作業中 → 確認待ち:相手待ちが発生したら(誰待ち/期限/次の一手をセット)
- 確認待ち → 作業中:返答が来たら(次の一手を更新して再開)
- 作業中 → 完了:完了条件(1行)を満たしたら
よくある失敗と直し方
| 失敗 |
起きること |
直し方 |
| ステータスが多すぎる |
使い分けが曖昧になる |
4つに戻す(未着手/作業中/確認待ち/完了) |
| 確認待ちがない |
止まりが作業中に混ざる |
確認待ちを別枠にして情報を揃える |
| 作業中が増殖する |
完了が増えない |
作業中は「次の一手+WIP上限」で縛る |
まとめ
運用が詰まるのは「作業中」が増殖するからです。ステータスは4つで十分で、重要なのは移動条件。作業中は次の一手があるものだけ、確認待ちは誰待ち・期限・次の一手をセット、完了は完了条件(1行)を満たしたら迷わず完了へ。これで止まりが見え、完了が増えます。