

「進捗どうですか?」と聞かれて、答えに詰まる。
この状態は、頑張っていないからではなく、進捗が見える単位で仕事が切れていないことが原因になりやすいです。
見える化は、細かくすればするほど良いわけではありません。細かすぎると更新が重くなり、運用が止まります。
このページでは、進捗が見えるのに重くならない「正しい粒度」の決め方を整理します。
進捗が見えないプロジェクトは、だいたい次のどちらかです。
そこで、進捗の単位を「成果物」で区切り、止まりは別扱いにします。
ポイント
見える化のコツは、進捗の“変化点”を作ることです。成果物ができると変化点になります。
「設計する」「改善する」「調査する」など大きいタスクは、途中の変化が見えにくいです。
結果として、進捗が「やっています」しか言えなくなります。
対策:成果物で分割する
成果物に分けると、進捗が具体的に言えるようになります。
逆に細かすぎると、更新が追いつかず、運用が止まります。
見える化が目的なのに、更新作業が目的化してしまいます。
粒度の目安
ポイント
更新できない粒度は、存在しないのと同じです。更新できる粒度が正解です。
大きいタスクを成果物で分割すると、次のように見える化できます。
| 大きいタスク | 成果物で分割 | 進捗の言い方 |
|---|---|---|
| 調査する | 比較表作成→結論作成→共有 | 比較表まで完了、結論作成中 |
| 設計する | 要件1枚→初版設計→レビュー反映 | 要件整理完了、初版設計中 |
| 改善する | 改善案2案→決定→反映→確認 | 改善案出し完了、決定待ち |
「今どこか」が言えると、進捗が見える状態になります。
進捗が見えない現場は、止まりが埋もれています。
止まりは、進捗の一種ではなく「ブロッカー」なので別枠にします。
止まりに必ず入れる3点
止まりが見えるだけで、プロジェクトは動きやすくなります。
状態が細かすぎると、更新が重くなります。
まずは最小で十分です。
最小ステータス(例)
この4つだけでも、止まりが埋もれにくくなり、進捗が見えます。
まとめ
進捗が見えないのは、タスクが大きすぎるか、止まり(確認待ち)が埋もれているのが原因です。成果物で区切って30〜90分で動く粒度にし、確認待ちは別枠で担当・期限・次の一手を入れる。ステータスは最小で回し、更新できる粒度に合わせる。これで見える化が重くならず、進捗が自然に見えるプロジェクトになります。