引き継ぎテンプレ|属人化しない共有の型

引き継ぎテンプレ|属人化しない共有の型

引き継ぎで崩れる原因は、情報が多いことではなく「次に動ける情報」が欠けていることです。目的・現状・判断基準・次の一手・確認先を最小セットでまとめれば、読む側が迷わず再開できます。属人化を減らす引き継ぎテンプレをコピペで提供します。

引き継ぎテンプレ|属人化しない共有の型

引き継ぎで崩れるのは、よくある話です。

ただ、原因は「情報が足りない」だけではありません。

むしろ多すぎて、読む側が迷って止まることが多いです。

引き継ぎで必要なのは、資料の量ではなく、次に動ける情報です。

このページでは、属人化を減らすための引き継ぎテンプレを、最小で回る形にまとめます。

結論:引き継ぎは「目的・現状・判断・次の一手」の順で書く

読む側が困るのは、「結局どうすればいいか」が分からないときです。

そのため、引き継ぎは次の順番でまとめます。

引き継ぎの最小4点

  1. 目的:何のための仕事か
  2. 現状:今どこまで進んでいるか
  3. 判断:何を基準に決めるか(決定事項/未決事項)
  4. 次の一手:次にやること(1行)

ポイント

読む側は背景を知らない前提です。先に目的と現状があると、判断と次の一手が自然に理解できます。

引き継ぎが失敗する典型:背景だけあって、次の一手がない

引き継ぎが重いのに進まないのは、次の状態です。

  • 背景や経緯が長い
  • 資料リンクが多い
  • でも、次に何をするかが書いていない

読む側は、まず次に動ける状態が必要です。

経緯はその後で構いません。

引き継ぎに必要な項目:最小セットは7つ

引き継ぎに書く項目を増やすほど、書く側の負担が増えます。

小規模運用では、最小セットで十分です。

引き継ぎの最小セット(7項目)

  • 目的:この仕事のゴール
  • 成果物:最終的に出すもの
  • 現状:進捗と次のボトルネック
  • 決定事項:もう迷わないこと
  • 未決事項:誰がいつ決めるか
  • 次の一手:次にやること(1行)
  • 確認先:誰に聞けば早いか

“次に動ける”引き継ぎのコツ:次の一手は行動で書く

次の一手が「調べる」「検討する」だと止まりやすいです。

行動にすると、再開が速くなります。

次の一手(良い例)

  • 比較表を埋めて、結論候補を3つ出す
  • 質問を1行にして、確認依頼を送る
  • 初稿を作り、完了条件に沿って提出する

ポイント

「次の一手」が1行で具体的だと、引き継ぎは成功します。ここだけは丁寧に書く価値があります。

コピペ用:引き継ぎテンプレ(最小で回る)

【引き継ぎ】

案件名:

担当(前): → 担当(後):

期限:


1)目的(何のため)

2)成果物(最終的に出すもの)

3)現状(今どこまで)

  • 進捗:
  • ボトルネック:

4)決定事項(もう迷わないこと)

5)未決事項(誰がいつ決めるか)

  • 未決: / 決める人: / 期限: / 決め方(選択肢):

6)次の一手(1行)

7)確認先(困ったときの最短)

人:

資料:

リンク:

コピペ用:短い引き継ぎ(Slack/チャット用)

【引き継ぎ要点】

目的:

現状:

決定事項:

未決事項:

次の一手:

確認先:

よくある失敗と直し方

失敗 起きること 直し方
背景が長い 読む側が疲れて止まる 目的・現状・次の一手を先に書く
決定事項が不明 蒸し返しが起きる 決定事項/未決事項を分ける
次の一手が抽象的 再開できない 行動で1行にする

まとめ

引き継ぎで必要なのは情報量ではなく、次に動ける情報です。目的・現状・判断(決定/未決)・次の一手の順でまとめ、次の一手は行動で1行にする。確認先を添えれば迷いが減り、属人化しない運用になります。