運用が崩れる原因は、仕事が多いことより「受け皿がない」ことです。依頼・思いつき・修正を一箇所に集め、入力を最小にして溜めても回復できる状態を作る。受け皿テンプレの項目、運用ルール、週次レビューとのつなぎ方を解説します。

引き継ぎテンプレ|属人化しない共有の型
引き継ぎで崩れる原因は、情報が多いことではなく「次に動ける情報」が欠けていることです。目的・現状・判断基準・次の一手・確認先を最小セットでまとめれば、読む側が迷わず再開できます。属人化を減らす引き継ぎテンプレをコピペで提供します。

引き継ぎで崩れるのは、よくある話です。
ただ、原因は「情報が足りない」だけではありません。
むしろ多すぎて、読む側が迷って止まることが多いです。
引き継ぎで必要なのは、資料の量ではなく、次に動ける情報です。
このページでは、属人化を減らすための引き継ぎテンプレを、最小で回る形にまとめます。
読む側が困るのは、「結局どうすればいいか」が分からないときです。
そのため、引き継ぎは次の順番でまとめます。
引き継ぎの最小4点
ポイント
読む側は背景を知らない前提です。先に目的と現状があると、判断と次の一手が自然に理解できます。
引き継ぎが重いのに進まないのは、次の状態です。
読む側は、まず次に動ける状態が必要です。
経緯はその後で構いません。
引き継ぎに書く項目を増やすほど、書く側の負担が増えます。
小規模運用では、最小セットで十分です。
引き継ぎの最小セット(7項目)
次の一手が「調べる」「検討する」だと止まりやすいです。
行動にすると、再開が速くなります。
次の一手(良い例)
ポイント
「次の一手」が1行で具体的だと、引き継ぎは成功します。ここだけは丁寧に書く価値があります。
【引き継ぎ】
案件名:
担当(前): → 担当(後):
期限:
1)目的(何のため)
2)成果物(最終的に出すもの)
3)現状(今どこまで)
4)決定事項(もう迷わないこと)
5)未決事項(誰がいつ決めるか)
6)次の一手(1行)
7)確認先(困ったときの最短)
人:
資料:
リンク:
【引き継ぎ要点】
目的:
現状:
決定事項:
未決事項:
次の一手:
確認先:
| 失敗 | 起きること | 直し方 |
|---|---|---|
| 背景が長い | 読む側が疲れて止まる | 目的・現状・次の一手を先に書く |
| 決定事項が不明 | 蒸し返しが起きる | 決定事項/未決事項を分ける |
| 次の一手が抽象的 | 再開できない | 行動で1行にする |
まとめ
引き継ぎで必要なのは情報量ではなく、次に動ける情報です。目的・現状・判断(決定/未決)・次の一手の順でまとめ、次の一手は行動で1行にする。確認先を添えれば迷いが減り、属人化しない運用になります。