差し戻しが増えるのは「AIの出来」より、依頼が散らばっているから
AIに頼むと速い。でも、やり直しが多いと結局遅い。こうなりやすい原因は、依頼の条件が「チャットの途中」「別メモ」「口頭」みたいに散らばることです。
依頼側が覚えている前提を、AIは当然知らないので、ズレるのは自然です。
そこで効くのが、依頼を1枚のブリーフにまとめるやり方。これだけで差し戻しがかなり減ります。
1枚ブリーフの結論(入れる項目)
結論:この8項目が揃うとズレにくい
① 目的(何のための成果物?)
② 読み手(誰が読む/使う?)
③ 出力の形(見出し、箇条書き、表、HTMLなど)
④ 必ず入れる要素(外せない点)
⑤ 入れないこと(禁止/避けたい表現)
⑥ 参考素材(URL、原稿、社内メモ)
⑦ 良い例/避けたい例(短くでOK)
⑧ 締切とレビュー観点(いつ、何を見てOKにする?)
| 項目 |
不足すると起きがちなこと |
一言の書き方 |
| 目的 |
結論がズレる |
「◯◯を決められる状態にする」 |
| 読み手 |
説明が難しすぎる/浅すぎる |
「初めての人/経験者/上司向け」 |
| 出力の形 |
体裁が合わず作り直し |
「h2中心、表2つ、最後に要点」 |
ポイント
1枚ブリーフは「丁寧に説明する資料」じゃなく、「ズレを減らすチェックリスト」です。短くてOKです。
テンプレ(そのまま使える)
1枚ブリーフ(コピペ用)
【目的】:
【読み手】:
【出力の形】:
【必ず入れる要素】:
【入れないこと(禁止/避けたい)】:
【参考素材(URL/原稿/メモ)】:
【良い例/避けたい例】:
【締切・レビュー観点】:
書くのが面倒な時の省略版
・目的(1行)
・読み手(1語)
・出力の形(箇条書きでもOK)
・禁止(1〜3個)
まずはこれだけでも差し戻しが減ります。
作り方(3ステップ)
Step1:目的を「決める形」で書く
「記事を書く」より「読者が◯◯を選べる状態にする」。
「議事録を作る」より「決定事項と次の担当が残る状態にする」。
Step2:ズレやすい所を先に塞ぐ
禁止/避けたい表現、必ず入れる条件、読み手の前提。
ここが一番の差し戻し原因なので、先に書くのが効きます。
Step3:参考素材は“置き場”を1つにする
URLや原稿を複数に散らすと、読み落としが起きやすいです。
1枚ブリーフの中に、リンクをまとめて貼るのが安全です。
例:よくある依頼を1枚化するとこうなる
| 依頼 |
目的(1行) |
必ず入れる要素(例) |
| ブログ記事 |
読者が次に何をすればよいか迷わない |
判断基準/手順/注意点/例 |
| 社内資料 |
上司がOK/NGを判断できる |
費用/範囲/リスク/代替案 |
| 議事録 |
決定事項と次の担当が残る |
決定/保留/次の一手/期限 |
ポイント
目的が「判断できる」「迷わない」みたいに使う場面で書けると、AIの結論もブレにくくなります。
質問と回答
1枚に収まりません
目的・読み手・出力の形・禁止だけは1枚に残して、詳細は参考素材に寄せるのが安全です。1枚は「入口」で、詳細は「添付」でOKです。
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