

「今日は何もしていない気がするのに、もう夕方」
この感覚が続くと、タスク管理や運用自体が嫌になります。
ただ、時間が消える原因は、能力や集中力ではなく、時間の使い方が“割り込み前提”になっていることが多いです。
このページでは、時間が消えにくくなる基本として、ブロック運用(Time Blocking)の作り方を整理します。
カレンダーに予定は入っているのに、作業の枠がない。
この状態だと、空いた時間が細切れになり、深い作業ができず、気づけば一日が終わります。
ブロック運用の考え方
ポイント
ブロック運用は、予定の詰め込みではなく「守る枠」を作る運用です。
時間が消える人は、浅い作業が連続しがちです。
浅い作業は、連絡対応・確認・微調整・小さな依頼など、終わりが見えにくいものです。
浅い作業の例
浅い作業は必要ですが、これが一日を占領すると深い作業が消えます。
確認待ちが多いと、戻り作業が増えて時間が消えます。
「返事が来たら再開」が増えるほど、切り替えコストが増えるからです。
対策(最小)
ブロック運用は、難しいことをする必要はありません。
最初は、作業を4つの枠に分けるだけで効果が出ます。
| 枠 | 目的 | 例 |
|---|---|---|
| 集中枠 | 成果物を進める | 90分の執筆、設計、資料作成 |
| 浅い枠 | 連絡・処理をまとめる | 返信、承認、軽微修正 |
| 会議枠 | 決める・すり合わせる | 定例、レビュー、相談 |
| バッファ枠 | 割り込みの吸収 | 緊急対応、遅れの回収 |
ポイント
枠を分けるだけで、「何に時間が消えているか」が見えるようになります。
ブロック運用を完璧にやろうとすると続きません。
最初は、集中枠を1つ確保するだけで十分です。
最小の始め方
集中枠が守れるだけで、成果物が進み、時間が消える感覚が減ります。
カレンダーに「資料作成」「調査」などを入れると、ズレて崩れやすいです。
タスク名ではなく、作業枠として入れる方が守りやすくなります。
入れ方の例
枠の中で何を進めるかは、タスクリスト側で決めると噛み合います。
割り込みはゼロにできません。
重要なのは、割り込みが来たときにどこで吸収するかを決めることです。
吸収のルール(最小)
まとめ
時間が消えるのは、作業の枠がなく、浅い作業と割り込みで一日が埋まるからです。ブロック運用では、集中枠・浅い枠・会議枠・バッファ枠に分け、まずは集中枠を1つ確保します。カレンダーにはタスク名ではなく作業枠を入れ、割り込みは吸収場所を決める。これだけで時間が消える感覚が減り、成果物が進みやすくなります。