

タスク運用が止まるとき、原因は「忙しい」ではないことが多いです。
よくある根本原因は、完了条件が曖昧で、終わりが決まっていないことです。
終わりが決まっていないタスクは、いつまでも残り、差し戻しや確認の往復が増えます。
このページでは、タスクを「終わる形」に変える完了条件(Definition of Done)の作り方を、すぐ使える形で整理します。
完了条件が曖昧になるのは、行動(やること)で書いてしまうからです。
行動は無限に続きますが、成果物や状態は区切れます。
完了条件の2パターン
ポイント
「頑張る」「対応する」「改善する」は終わりません。成果物か状態に変換すると終わります。
完了条件が曖昧なタスクは、次の問題を連鎖的に引き起こします。
完了条件は、タスクを終わらせるだけでなく、運用全体の軽さを決めます。
まずは、曖昧ワードを成果物・状態に変換するのが最短です。
| 曖昧な書き方 | なぜ止まるか | 終わる形(例) |
|---|---|---|
| 対応する | 何を出したら終わりか不明 | 返信文を作成し、送信したら完了 |
| 調べる | 追加調査が無限に出る | 候補3つを比較表にし、結論1段落を書いたら完了 |
| 改善する | 理想が上がり続ける | 改善案を2案出し、1案に決めて反映したら完了 |
| 確認する | 誰の何を確認するか不明 | 確認者に依頼し、OK/NGが返ってきたら完了 |
| 作る | 品質の基準が曖昧 | 初稿提出→レビュー1回→最終版提出で完了 |
コツ
「何を出す」「誰がOKする」「どこまでで止める」を入れるとブレにくいです。
完了条件は長文にする必要はありません。3行で十分です。
完了条件テンプレ(最小)
この3行が揃うと、着手が早くなり、差し戻しが減ります。
完了条件が複数あるタスクは、チェックリストにすると更新が楽になります。
「やった/やってない」が見えるだけで、確認の往復が減ります。
チェックリスト例
チェックが全て埋まったら完了、という状態にすると止まりにくくなります。
差し戻しの多くは、「期待値」が一致していないことが原因です。
完了条件に次の要素を少し足すと、差し戻しが減ります。
ポイント
レビュー回数を決めるのは強いです。回数が無限だと、終わりも無限になります。
完了条件が曖昧だと、タスクは終わらず、差し戻しが増え、進捗が信用されず、運用が重くなります。
逆に、完了条件を「成果物」か「状態」で書き、3行テンプレとチェックリストで揃えると、タスクは終わりやすくなります。
まとめ
完了条件は「成果物」か「状態」で書くと終わります。曖昧ワードを変換し、目的/完了条件/次の一手の3行を揃え、必要ならチェックリスト化する。これだけで差し戻しが減り、更新が楽になり、タスク運用が止まりにくくなります。