予定は埋まっているのに、タスクが終わらない。
忙しいのに進んでいる実感がない。
この状態は、時間管理の才能よりも、予定とタスクの役割が混ざっていることが原因になりやすいです。
このカテゴリでは、予定とタスクが噛み合うように、崩れないスケジュール運用の型をまとめます。
結論:予定は「固定」、タスクは「可変」で扱う
予定とタスクを同じ扱いにすると、どちらも崩れます。
基本は、次の分け方です。
| 要素 |
性質 |
例 |
| 予定 |
固定(動かしにくい) |
会議、納期、外出、対応必須の時間 |
| タスク |
可変(動かせる) |
作業、調査、作成、レビュー、整理 |
ポイント
スケジュールが崩れる人は、可変のタスクを固定の予定のように扱い、崩れた瞬間に全部が嫌になります。可変は可変として運用すると、回復が早くなります。
時間が消える人の共通点は「割り込み」と「バッファ不足」
スケジュールを壊すのは、だいたい次の2つです。
- 割り込み:急ぎの相談、差し戻し、確認依頼、トラブル対応
- バッファ不足:移動・切替・休憩・遅延を見込まない予定の詰め込み
割り込み自体はなくせません。だから、割り込みを受けても崩れない余白を最初から設計します。
ブロック運用:タスクは「やる時間」を先に確保する
タスクが進まないのは、タスクがないからではなく、やる時間が確保されていないからです。
時間ブロックは、タスクを「いつかやる」から「この時間にやる」へ移します。
ブロック運用の基本
- 1ブロックは短め:最初は30〜60分で区切る
- テーマを決める:作成、レビュー、整理など種類でまとめる
- 終わりを作る:最後の5分で「次の一手」を残す
ブロック運用の狙いは、完璧な計画ではなく着手率を上げることです。
会議が増えるほど詰まる理由と、詰まらない型
会議が増えるほどタスクが増え、時間が減り、詰まります。
この悪循環を止めるには、会議の成果をその場でタスク化して、後工程を迷わせないことです。
| 会議の成果 |
残すもの |
| 決定 |
何を決めたか(1行で) |
| ToDo |
担当・期限・完了条件(最小セット) |
| 保留 |
次にいつ判断するか(期限だけ置く) |
コツ
会議後に「誰が何をするか」が曖昧だと、確認の往復が発生して運用が重くなります。会議の出口をタスクで固定すると、詰まりが減ります。
忙しい週でも崩れない「最低限運用」
忙しい週に完璧を狙うと崩れます。
崩れない人は、忙しい週ほど最低限の運用に落とします。
最低限運用(これだけ守る)
- 今日やるタスクは少なめに固定する(同時進行を増やさない)
- 割り込み枠を最初から置く(15〜30分でも良い)
- 週1回の棚卸しだけはやる(腐ったタスクを捨てる)
最低限運用があると、忙しい週でも「回復」できます。
このカテゴリの読み方(迷ったときの順番)
迷ったら、次の順で進めると整うのが早いです。
- まず役割分担:予定とタスクの扱いを分ける
- 次に時間確保:ブロック運用で着手率を上げる
- 最後に崩れ対策:割り込みとバッファで回復力を作る