

Backlogのガントは、予定と進捗を一緒に見られるので便利です。
ただし、ガントを「きれいに作る」ことに寄せると、更新が止まり、結局見られなくなって運用が崩れます。
このページでは、Backlogのガントで崩れる原因と、見える化を重くしないための型を整理します。
ガントの役割は、細かい計画を正確に表すことではありません。
運用で本当に必要なのは、次の2つです。
ポイント
ガントを「完璧に作る」ほど更新負荷が上がります。ガントは粗くて十分です。
一番多い失敗が、ガントを細かく作りすぎることです。
細かいほど正確に見えますが、現場では更新が追いつかず止まります。
崩れやすい状態
ガントは「作る」より「維持」できる粒度が大事です。
ガントを作っても、課題が大きいまま「作業中」に溜まると、結局進捗が分かりません。
ガントが効くのは、課題の粒度が揃っているときです。
効く前提(最小)
ガントの前に、課題の書き方が整っているかが重要です。
粒度で迷ったら、工程ではなく成果物で切ると安定します。
| 工程で切る(崩れやすい) | 成果物で切る(続きやすい) |
|---|---|
| 調査→作成→修正→提出 | 初稿→レビュー反映→最終版 |
| 準備→実装→確認 | 設定変更→動作確認→記録 |
| 打合せ→検討→決定 | 結論と理由を1枚にまとめる |
成果物で切ると、期限と完了条件が自然に揃います。
ガントを軽くするには、全タスクを同じレベルで並べないことが大事です。
Backlogでは、親子課題とマイルストーンを使い分けると整理しやすくなります。
| 要素 | 役割 | 使い方 |
|---|---|---|
| 親課題 | 目的・ゴール | 全体の完了条件だけ置く(細かく更新しない) |
| 子課題 | 実行タスク | 1〜3日単位で担当・期限・完了条件を置く |
| マイルストーン | 締切・区切り | 「ここまで終える」の基準にする(数を増やさない) |
ポイント
マイルストーンが多すぎると、それ自体が更新負荷になります。区切りは少ないほど強いです。
ガントで崩れないために、チームで決めるルールは最小で十分です。
ガント最小ルール
このルールだけで、「見える化が重い」状態になりにくくなります。
ガントを毎日細かく見る運用は、ほとんどの場合続きません。
おすすめは週次で整える運用です。
週次の見方(最小)
まとめ
Backlogのガントで崩れる原因は、粒度を細かくしすぎて更新が止まることです。ガントは“止まりを見つける”目的で粗く使い、課題は1〜3日単位、親子課題とマイルストーンを使い分け、週次で整えると、見える化が重くなりません。