Backlog課題(Issue)の使い分け|抜け漏れが減る整理法

Backlog課題(Issue)の使い分け|抜け漏れが減る整理法

Backlogの課題(Issue)は、粒度と分類が揃うほど抜け漏れが減ります。タスク/確認/不具合の使い分け、親子課題の切り方、完了条件の置き方、状態(未着手・作業中・確認待ち・完了)の運用ルールを整理します。

Backlog課題(Issue)の使い分け|抜け漏れが減る整理法

Backlogが回らない原因の多くは、課題(Issue)の粒度が揃っていないことです。

大きすぎる課題が増えると、作業中が溜まり、進捗が信用されなくなります。

逆に細かすぎても、入力が重くなって更新が止まります。

このページでは、Backlogの課題(Issue)を抜け漏れが減る形で整理する使い分けの型をまとめます。

結論:課題は「1〜3日で終わる単位」+「完了条件」が最強

課題運用を安定させる要点は、次の2つだけです。

  • 粒度:1〜3日で終わる単位に揃える
  • 完了条件:どこまでやったら終わりかを一行で書く

ポイント

課題が「作業の箱」になれば運用は回ります。課題が「メモ」や「雑談」になると回らなくなります。

課題種別(Issueタイプ)の使い分け:増やさず、役割で分ける

課題種別は増やすほど整理できた気になりますが、入力が面倒になって止まります。

まずは、役割が違うものだけを分けます。

種別 役割 使う場面
タスク 通常の作業 やることの大半はここ
確認 レビュー・承認・返答待ち 止まりを見える化したいとき
不具合(任意) 問題対応 障害や不具合が頻発する場合のみ

この3つで大半は回ります。まずはここから始めるのが安全です。

粒度の揃え方:大きい課題は「成果物」で割る

課題が大きいと、いつ終わるか分からず、作業中が溜まります。

割るときは、作業工程ではなく「成果物」で割ると安定します。

割り方の例

  • 資料を作る → 初稿作成/レビュー反映/最終版提出
  • 記事を作る → 構成案/本文初稿/推敲・体裁調整
  • 設定する → 現状確認/設定変更/動作確認・記録

成果物で割ると、完了条件も自然に書きやすくなります。

親子課題の使い方:親は「目的」、子は「実行」

課題が増えてくると、全体像が見えにくくなります。

そのときは親子で整理しますが、親子の役割を間違えると逆に重くなります。

役割 書くこと 注意点
親課題 目的/ゴール/全体の完了条件 親を細かく更新しない
子課題 1〜3日で終わる実行タスク 子に担当・期限・完了条件を置く

ポイント

親課題を「作業一覧」にしない方が軽く回ります。親は目的、子が実行です。

状態(ステータス)の使い分け:止まりを見つけるために使う

状態は、進捗を正確に見せるためではなく、止まりを見つけるために使うと運用が安定します。

おすすめの最小セット

  • 未着手:着手条件が揃っている
  • 作業中:今進めている(同時進行を増やしすぎない)
  • 確認待ち:誰の確認で止まっているかが明確
  • 完了:完了条件を満たした

「確認待ち」があるだけで、止まりが見え、催促が具体的になります。

完了条件の置き方:課題本文の先頭に一行で書く

完了条件は、長文にすると読まれません。

課題本文の先頭に、一行で置くと運用が軽くなります。

悪い例 良い例
対応する 修正案を2パターン作成し、レビュー依頼を出したら完了
調べる 選択肢3つを比較し、結論と理由を1枚にまとめたら完了
設定する 設定変更後に動作確認し、結果を課題に記録したら完了

完了条件があると、確認も差し戻しも減ります。

週次の棚卸しで、課題運用は必ず回復する

課題が溜まっても、週1回の棚卸しがあると回復できます。

課題の使い分けは、週次で整える前提で作ると続きます。

棚卸し(最小)

  • 放置課題を捨てる/分ける/期限を決める
  • 作業中を減らす(同時進行を増やさない)
  • 完了条件が曖昧な課題を修正する

まとめ

Backlogの課題(Issue)は、1〜3日で終わる粒度と完了条件が揃うほど抜け漏れが減ります。種別は増やさず役割で分け、親は目的・子は実行、状態は止まりを見つけるために使うと、運用が軽く続きます。